モテ本の著者が、モテる男になる方法を教えるよ。

「非モテからの脱却」を目指す男に向けたブログです。元・非モテの水瀬が執筆しています。

「モテる方法を語る人たち」を7つに分類してみた。

先日、渋谷のカフェで、ナンパ師によるナンパ講座を見かけました。
熱心にノウハウを聞き入っていたのは、アキバ系の男。
それを見て「ノウハウを聞く相手を間違えているだろ……(少なくとも今は無理だろ……)」って思ってしまいました。

ノウハウは本物でも、そのノウハウがあう、あわないがありますし、時期もありますから。

というわけで、ここでは、自分にあうノウハウを見つけられるようになるために、「モテるノウハウを語る人たち」を7つに分類してみました。

 

■タイプ1:語りたい症候群の人たち

ある女の子が、友達の喪女に男を紹介したそうです。
でも、なかなかうまくいかない。
そこで、その子が裏でいろいろと小細工をして、なんとか結婚させることができたそうなのですが……。

この喪女、結婚した後、「結婚するためのノウハウ」を語りだすようになったそうで。

この喪女の性格はさておき、この喪女が語っているのはノウハウではないですよね。
だって、再現性を確認していないわけですから。
数少ない成功体験を語るのは、単なる自慢か妄想です。
このように自分の数少ない体験談を、まるでノウハウのように語る人たちがいます。


ちなみに、ネットでモテについて語っている人は、この手の人が非常に多く、記事を読んでいると、まるで現実味がありません。


■タイプ2:恋愛相談にのってきただけの人たち

有能なプレイヤーだからといって、名監督になれるわけではありません。
しかし、プレイヤーとして経験の乏しい人間が、名監督になれるはずもありません。

だから、恋愛相談にのってきただけの人たちのノウハウは、役立たないことが多いです。「彼女ができる」「結婚できる」までに至れるノウハウではなく、「ふつうの男」になるためのもので(たとえば「目を見て話す」など)、しかも、片手落ちのものが多いです。

人の恋愛相談に乗りたいんだったら、まずは、女の子に声をかけてみろ、って言いたいです。背を向けられたり、シカトされたり、と痛い思いをしてはじめて、人の恋愛相談をうけられるようになるものだと思うのですが。

もちろん、数々の女性を口説き落としてきて、今は相談にのっている人のノウハウは役立つと思います。

 

■タイプ3:ナンパ師

「経験」という点においては最強ですし、ナンパ師の中には、モテについてかなり研究している人たちもいます。
しかし、ナンパ師が得意とする「即やれる女の子」「ナンパについていく子」には偏りがあるので、そのノウハウにも偏りがあります。

<ナンパ師のノウハウが武器になる男>
・10代、20代
・非イケメン系のナンパ師と会って話して、「(今は負けていても)少なくともコイツよりモテるようになるな」と思った男

<ナンパ師のノウハウは参考程度にしておいた方がいい男>
・30代以降
・10代、20代でも、街中で声をかけて罵声をあびせられても平気なメンタルを持っていない男

ってか、30代以降で路上ナンパしている人もいるようですが、職場、取引先にバレたらどうするんですかね。

あと泥酔させるナンパは下手をすると逮捕されるので注意です(どこかのサイトで、酔わせてからすると、女の子が警察にかけこめば捕まる可能性があるってあった記憶があります)。1回だけで人生すべて台無しになるリスクがあります。
ちなみに、ナンパで成果をあげていないのに、ナンパのノウハウを語るブログもあるようなので注意です。

 

■タイプ4:百戦錬磨の女性たち

元ホステス、キャバ嬢など、百戦錬磨の女性が、(男向きの)モテる方法を語ることがあります。
女性を口説くのだから、女性から意見を聞くのがいいと思うかもしれませんが、「女性の『~されれば体を許すのに』という願望」と「女性が体を許すようになる実際の行為」は別のこともあります。
鵜呑みにせず、彼女たちのノウハウにフィルターをかけて、効果がありそうなものだけを参考にするといいと思います。
とはいえ、やはり女性、しかも百戦錬磨の女性の語るノウハウなので、読んでおいて損はないと思います。

ちなみに、主婦など、ふつうの女性が語るノウハウは、彼女たちがしてほしいと思っていることであって、ノウハウではありません。

 

■タイプ5:心理学者

情弱の人たちは、「学者」というだけで信用してしまうようです。
海外の学者は、理論だけではなくて実際に行動にうつすこともあるので、信用にあたいするものは多いと思いますが、国内で出回っている恋愛心理学の本は、雑学レベルです。
わたしも、いろいろと、この手の本を読んできましたし、特に「心を読む」っていうタイトルがある本には飛びついてきましたが、「使えねー」っていうものばかりでした。

 

■タイプ6:商売

結婚相談所、アフィリエイター、情報起業家など。
高額のサービス、情報商材、セミナー、スクールで儲けるために、無料で、ノウハウらしきものやノウハウを提供している人たちがいます。
で、個人的に感じたのは以下。

 

・高額のものを買わせるエサとしてノウハウを公開したりしているので、あやしいものが多いです。だから、ノウハウが本物か見抜く力がなかったら、控えたほうがいいかもしれません。
・ナンパ師みたくリアルな体験をベースにして書かれている商材、セミナー、スクールは役立つと思います。ただ、人を選ぶと思いますが。

・結婚相談所のカウンセラーは、リアルな現場をみているだけに、悪いところを指摘してくれると思います。ただ、カウンセラーがもっているのは、たとえば「お見合いの場所に寝癖で行かない」など、「ふつうの男」になれるためのノウハウであって、彼女をつくれるようになる、結婚できるようになるノウハウではありません(わたしは婚活の現場で、カウンセラーが言っているようなことはしているのに、彼女ができない、結婚できない男をたくさん見てきました)。とはいえ、ふつうの男にならないと何も始まらないので、カウンセラーのノウハウから読み始めるといいです。ただ、カウンセラーが勧める服装、髪形は、たいてい、ダサいので注意です(ただし人によります。詳しくは後述)。

・アフィリエイターのノウハウは、たいてい、どこかからのパクリです。また、記事では、「この出会い系サイトで出会えた」などという流れなので、信じないほうがいいです(ただ、あながち嘘と言い切れない記事もあります)。

 

■タイプ7:ノウハウを何かの形で残しておきたいだけの人

モテるためだけに、いろいろな本を読んで、勉強。
現場で試行錯誤して独自のメソッドをつくりあげ、それで数々の女性を口説けるようになる。
そのノウハウをブログで書きはじめたけど、そのうち、飽きてきて、表の世界か消え去る。

こういう男たちもいて、こういう男たちのノウハウは有用なものが多いです。

ただ、この手の男の中には、単に職種がいいだけでモテているのに、本人の力量でモテていると勘違いしている人もいるので、注意です。どういうことでしょうか。

前の記事に書いたように、本能に仕組まれていることなので仕方ないことなのかもしれませんが、基本的に、女の子は計算高いです。
だから、合コンで明らかに態度が悪くても、男が「大手の銀行勤務です」と言っただけで、目の色を変える女性は多々いますし、実際、そういう現場を幾度となく見てきました。

また、「へぇー 大手銀行って言ったら目の色変えた女がいたの? 信じられない!」と言っていたのに、その5分後、「大手商社の独身男性がいるんだよね」といったら、「わたしに紹介して」と言ってきた女性もいました。

大企業勤務、エリートなどの職種で女の子を釣ってきただけなのに、モテると勘違いしている男たちのノウハウは、当然、役立ちません。

 

■役立つノウハウは?

一言で「非モテ」といっても、次のように、さまざまなタイプの男がいます。

・会話の内容を変えるだけで(=精神的な距離を詰める方法を知るだけで)、モテるようになる男。

・会話の内容を変えて、ボディータッチなど物理的に近づく方法を知るだけで、モテるようになる男。
・服装、髪形、話し方、目線の送り方、表情……。たくさんのものを改善しないとモテるようにならない男。
・本当は、たくさんのものを改善しないといけないのですが、エリートなので、エリートを前面に押し出しさえすれば結婚できる男(ただ、女性と長期間の関係を築くためには、女性ウケする会話の内容も知る必要があります)。

だから、役立つノウハウがどれなのか、この記事だけでは指摘することは難しいです。
人それぞれですので。
というわけで、以下は参考程度で。

 

<「キモオタ」「コミュ障害」など>

まずは「ふつうの男」になることを目指します。
そのために、結婚相談所のカウンセラーのノウハウがいいです。また話し方のスクールに通うのも有効です。時間とお金がかかりますが、話がうまいのに彼女がいない男は見たことがないためです(そういう男がいたとしても、すこしの修正ですぐに彼女ができます)。ただ、10代から30代後半までであれば、服装や髪形はナンパ師たちのものを参考にしたほうがいいです。40代以降なら、むしろカウンセラーの推奨する服装や髪形がいいです。若造りすると、かえって変になりますから。
コレ、一見遠回りのように思えますが、かえって近道です。

 

<「非モテ(1つ、2つ、何かが足りないだけ)」、「ふつう」または「ふつうよりもすこしいい」で、「40代前半まで」の男>

わたしのノウハウがお勧めです(笑)
あながち冗談でもなく、わたしの周りには、「服装」「髪形」に大きな問題がないのに、なかなかうまくいかない男たちが多くて、そういう男に向けてノウハウを書いていますから。

 

<10代、20代で、ふつうに会話できる男>

ナンパ師のスクールがお勧めです。また、キャバ嬢などの百戦錬磨の女性からの意見も聞いた方がよりいいと思います。

ただ、街中で女の子に声をかけて、シカトされたり、キモイとつぶやかれても平気なメンタルの強さがないならば、ナンパ師のモテのノウハウは参考程度にとどめておいたほうがいいです(とはいえ、知っておいたほうが後々役立ちますし、服装や髪形は真似したほうがいいです)。そして、わたしのノウハウがお勧めです。


<40代後半以降で、女性経験に乏しい>

まずは、結婚相談所のカウンセラーにアドバイスを求めるのがいいと思います。
なぜなら、男にも年齢の壁があるためです。
わたしも37歳を超えたあたりから、女性から「何歳ですか?」といわれて、背を向けられることが増えはじめましたし。

というわけで、年齢により苦戦を強いられるため、カウンセラーのいうことを聞きつつ、さまざまなモテの知識を身につけるといいでしょう。ただ、泥酔させて、というナンパ師のいうことを真似るのはやめておきましょう。


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□ 著者

水瀬翔。「デブ」「友人ゼロ」「30代」「(女性から嫌われる)不安定な職種」という状況から一転。さまざまな男たちと仲良くなり、数々の女性を口説き落とせるようになる。15キロのダイエットにも成功。そのノウハウを記した「なんで、アイツが?」なぜかモテる男の技術(水瀬 翔 、総合科学出版)を出版。週刊誌から取材されたこともある。